こんにちは、矢野です。
手間を省く
楽をする
端折る(はしょる)
少しでも行程を減らして
“効率”を考えて選ぶ。
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変化のスピードの速い現代にはとても必要なスキルだと言えます。
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だけど、
この手段をとることで
より
自分の成長を積み上げることができる人と、
逆に
自分の成長の足を引っ張る人とで分かれます。
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大きな決め手は
手間の必要性を
知っているかどうか
です。
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ここで言う“手間”とは
省いてもいいと思ったことについてです。
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自分の成長の足を自ら引っ張る人
というのは
ここの“手間”のことを
「なんか邪魔だし、面倒だから無駄」
と言い、内容をよくわかってないまま
切り捨てます。
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どうしてやらなかった?
と聞いても
「無駄だと思ったから」という短い言葉だけで終わると思います。
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だけど
自分で成長を積み上げられる人というのは
この“手間”を
何度も繰り返しやってみた上で
「本当にこれは必要なのか?」
「他で代用できないか?」
というように
必要不必要をしっかり見極め、
かつ
代用できるかどうかや
他にやり方はないか?など
自分なりにもシミュレーションしながら改めて考えられる。
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省き方が丁寧なのと
雑なのが一目瞭然です。
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あまりにも考えなしに
ポンポン手間を省くと
結果的に得られている経験の量も質も浅いので、応用力が効かなくなります。
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とくに昔からある“手間”というのは
昔から残っている理由があります。
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今までの先輩たちが何度も繰り返してやってきた中で、やっぱり残っている“手間”
もちろん時代でそろそろ無くすべきものもあるかもしれませんが、
長く残ったのは
やっぱり必要な“手間”だった
からとも言えるからです。
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よくわかりもしていない内に
簡単に省いていいものだと思って
切り捨ててしまうと
結果的にどこかで躓いたりするものです。
そういう時って
「えええ!どうしよう!!困った!!」
と焦るものですが、
一度考えた上で省いたものであれば
「やっぱり元のやり方に戻そう」とか
「ひとまず元に戻して、改めてまた新しいやり方考えよう」
というようにすぐ対応するだけ。
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ここでも大きく応用力の差が出ます。
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ただの“手間”と捉えるのか、
または
なぜこの“手間”があるのかと考えられるのか。
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自分自身の成長を左右するところのひとつだなと思いました。
セルフセラピスト
矢野 碧