column

こんにちは、矢野です。

私がセラピストになったばかりの頃の話です。

まだまだ技術も習いたてで、何が良いか悪いか、何が合ってて合ってないかもわからない頃。

「私、マッサージ行き慣れてるから!」

「私、普段からしょっちゅう鍼やってもらってるから!」

「私、毎週整体でみてもらってるから!」

とおっしゃるお客様によく出会いました。

当時は

『あー「しょっちゅう受けてるから、下手ならすぐわかるわよ」って言いたいのかな😨』

とそれを圧力と感じ、勝手にプレッシャーと戦っていた時期がありました。

技術も経験もないわけなので仕方ないとはいえ、舐められるのは嫌だったからです。

まぁ、それは置いといて、

まだまだ駆け出しの私でしたが、ふといつも疑問だったことがありました。

>マッサージやエステ、整体、鍼灸
>ずっと昔から通ってます!

と特におっしゃる方ほど

めちゃくちゃ身体が硬く、
全身凝り固まってる

正直、

『え!?なんで!??』

と思うわけです。

未熟な私がマッサージしてたらそうかもだけど、

上手い下手がわかるベテランが受けに行ってる場所ってプロだと思うんだけど、

なぜマッサージ行き慣れてるのに
身体硬いの??????

純粋に疑問でした。

めちゃくちゃ不思議でした。

行き慣れてる方ほど硬い

この当時はそんな印象を持ちました。

結果的には

行き慣れている方が硬いんじゃなくて

身体のメンテナンスを
マッサージばかりに頼ってると
硬い

ということに辿り着きました。

同時に

外部に自分のことを
任せすぎていると
自分が退化する

ということにも繋がりました。

マッサージやってもらえばいい

痛くなったら鍼打ってもらえばいい

鎮痛薬飲めばいい

肌くすんできたからエステ行けばいい

髪痛んできたからヘアーサロンでやってもらえばいい

困ったことがあれば人に頼めばいい

めんどくさいことがあればやってもらえばいい

苦しいことは時間が解決してくれる

嫌いな人は相手が居なくなってくれる

考え方として間違ってるとかではなくて、

この考えだけだと自分は何もしていない。

世の中にあるサービスに頼り、
自分自身は何もしない。

このコロナで

サービスがすべて受けられなくなったときにハッとしました。

自分でやってこなかったから、やり方がわからないと。

自分で身体のメンテナンスしてこなかった

肌の困った時のケアも、自分でどうしたらいいかわからない。

髪も痛んできた。けどどうしたらいいかわからない。

困ったことがあって人に頼みたいけど、今外出できない。

この“どうしたら”というところも自分で考える癖が無くなってる

コロナになって、知らぬ間に自分が退化してることに気付くことが多かったです。

自分で考える
自分でひねり出す
自分で生み出す
自分で工夫する

年を取ると、ある意味器用で

都合のいいサービスを見つけられちゃう。

しかもそのサービスはとことん自分が苦労しなくてもいい、手間をかけなくてもいい、自分がしなくてもいいサービスを選ぶようになる。

なんせ楽ですから。

だけど、自分の選択で自分を退化させて

結果的に未来の自分がそのしわ寄せで苦しむことになる。

それでいいいのか?

今の“楽”を選ぶことは大事なことです。

が、

その“楽”の選び方

自分を成長させるための“楽”なのか

自分を退化させてしまう“楽”なのか

というところを考えた方がいいと改めて思いました。

セルフセラピスト
矢野 碧