こんにちは、矢野です。
じつは私、中学校上がる手前から“心に悩みを抱える人”に出会うことが多くありました。
クラスの中でもすぐに目が留まる上に、なんとなく話しかけにいったり。
私自身が小学生の頃に軽いいじめに遭っていた影響もあり、なんとなく同じような境遇の子が居たら…と思うと心配になるようになっていました。
。
。
でもそれは本当の意味での親切心や優しさではなくて、
過去の“いじめに遭っていた自分”を
慰めていたんだな
と今ではわかります。
。
。
社会人になってからも同じで、仲良くなる人や職場の同僚、またお客様も“心に悩みを抱える人”が多かったです。
。
子どもの頃はただ「目に留まる」と考えるよりも身体が反応していましたが、
大人になってからはその行動の前に頭で
「ほっとけない!」
「私がなにかできることないかな?」
「どんな言葉かけてあげよう」
「心配」
「私が居てあげなきゃ」
「支えになってあげなきゃ」
と考えなが動くようになっていました。
。
。
昨年お別れしたパートナーもそうでした。
。
「私が居てあげなきゃ」
「私が愛情かけてあげなくちゃ」
。
過去にとても辛い経験をしている方だったので、余計にそういった考えが膨らんでいましたが
。
これ、
。
。
違いますよね。
。
。
この言葉、この考え、
。
基本的に相手を見下してます。
。
相手は不幸せだって決めつけてます。
相手が可哀そうって決めつけてます。
。
それはなぜか?
。
自分に思ってることだから
本当は自分にそう思ってるけど、
それを受け入れたくないから
私、かわいそうじゃない!
私、不幸せじゃない!
私、ダメじゃない!
って否定して拒絶して、思わなかったフリして
。
でもそれは無かったことにはできないので、
誰か他人にそう思えるよう漏れ出ているのです。
。
。
意味がわからない、
そんなはずはない、
と思う方もいらっしゃるかもしれないけど
そういうものなのです。
わかる方はすぐわかると思います。
。
。
メンヘラと呼ばれる人や
コミュ障
自閉
これらの方が“心に悩みを抱えている”と一纏めにはできません。それは本人が決めるものだからです。
。
。
でもそういった方に出会うことが多く、その方々のことを“心に悩みを抱えている”と感じてるなら
まず
貴女自身の心を癒す必要があります。
。
。
「私が一緒に居てあげなきゃ」
そう思っている相手が居るなら、
まず
自分に寄り添う必要があります。
。
。
それらの“なぜ”はすべて自分と向き合うことで答えがわかります。
。
それらの“答え”がわかることで、本当の意味で相手の幸せを願うことができます。
。
相手のためにと思うなら
まずは自分のことから。
。
セラピストには
必須の心構えです。
セルフセラピスト
矢野 碧