column

こんにちは、矢野です。

前回まではこちら↓

②平衡感覚と回転

回転を感じて伝えているのが三半規管でした。

回転運動を感じ取る場所

そして今回は
  平衡感覚  についてのお話です

平衡感覚を感じ取る場所

平衡感覚を感じて伝えているのは
内耳と呼ばれるエリア

カタツムリ🐌の顔のあたりにある
耳石器(じせきき)というところです。

前回の三半規管のクプラと構造はよく似ています。

神経を根っことしたゼリー状の耳石器

こちらもリンパ液の中で流れに揺られながら
動き方を感じ取りそれを脳へ伝えています

耳石器は2つのタイプがあります


横タイプ

電車などの前後の動きや、
お辞儀をするときに頭を傾けたりするとき

などに感じ取り、


縦タイプは、

エレベーターなどの上下の動きや、
顔を上に向ける、
仰向けで寝る
などの動きを感じ取ります

しずくのようです😚💧

耳石とは?

耳石のゼリー状の部分を耳石膜といい、
その上に炭酸カルシウムでできた
耳石という細かい粒が載っています。


この耳石も身体の細胞と同じく
常に剥がれては新しく生まれて、
代謝をしています。


その剥がれた耳石
リンパ液を通じて排出されていくのですが、

様々な要因によって
 三半規管のほうへ入りこんでしまうことがあります 

三半規管の中で揺らめく耳石を
脳は『動いている』と認識してしまい、
結果的に  めまい  などを起こすことがあります。

あるいは、

耳石は炭酸カルシウムでできていますので、
骨密度が下がっている方や骨粗鬆症の場合なども
耳石の代謝がうまくいかなくなることがあります


耳石は、本来は代謝という入れ替わりが
あるので耳石膜(ゼリー状の土台)に
張り付いたままなのですが、

例えば、

スポーツや交通事故で
頭に強い衝撃を受けた場合などで
耳石が剥がれ落ちてしまうこともあります。


またさきほども触れたように
炭酸カルシウムでできている耳石ですので、

骨粗鬆症などでカルシウムの代謝障害が
起きた場合も剥がれ落ちやすくなるそうです。

そして

剥がれて漂った耳石が
三半規管へ入りこんでしまう場合があると
様々な症状が出てしまいます。

耳石が三半規管に入り込んでしまうと

上下回転を感じ取る後半規管に
入り込むことが多いようです。

下を向いていて急に立ち上がるときなどに、
めまい立ちくらみなどが頻繁に起こる方は
こういった可能性もあるかもしれません。


剥がれ落ちた耳石が
三半規管に入ってしまいやすい要因には、

・いつも同じ方向で
 横向きに寝ることが多い

・同じ姿勢でいることが多い

 など

こういった時に入りやすくなってしまったり、
入ってしまっていても抜けにくくなるようです。

もしめまいや立ち眩みが多い方は
この辺り一度確認してみるといいと思います。





いつもの何気ない姿勢の癖が、

身体の不調を招くものです。

小さな異変でも、
一度立ち止まって見直すことは
とても大事なことだと思います。

自分自身の身体のことですしね😊


次回は耳の不調で近年よくある
メニエールについて触れていこうと思います。

セルフセラピスト
矢野 碧