kaoriのコラム

先日

養成講座の1人と、こういうやり取りをした。

黄色が私。


 

 

彼女のように、目覚めてきている方は、今とても多いと思う。

 

言葉は後付なんだ。

 

人間は、本当に感じている時

言葉なんてものは、出てこないと思うんだ。

 




 

山口小夜子さんと もうひとり。

私の美意識を鍛えてくださった方がいるのですが。

言うまでもなく

歌舞伎役者の坂東玉三郎さん。

 

24歳くらいの頃は

何かに取り憑かれたように、玉様を日本全国 追いかけ回していました。

そのために働いていたしね。

 

玉様の新作歌舞伎や、作品は全部観ていて

私の美意識の半分以上は、玉三郎さんで鍛えてきています。

 

玉三郎さんは、数学の方なので

演出や舞台の作り方も、ものすごく規則的な美しさ。

 

女特有の

感情の流れるまま、私の気分を表現しました!とかではなく

全てが計算され尽くしていますし

 

やっぱりもう、普通の人ではないので(エネルギーとか透明だもん。)

一般受けするような方では、ないと思います。

 

少なくとも

バナナが健康に良い。とTVで放送されたら

バナナが店中からなくなる。という現象に加担している人に

玉様の素晴らしさは、わからないと思う。

 

もちろん

わかるから素晴らしい

わからないから、素晴らしくない。

とかの話ではない。

 

Instagramでさ、玉様の八つ橋の流し目の動画を紹介したら

お若いお客様は、鳥肌立ったって言ってたよ。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秀山祭(しゅうざんさい)に、行ってきた。

 

実は、これには俊寛という演目があって

これはとても暗い話(と記憶していた)だったから

悲しい涙は、今は流したくないから 行くつもりはなかったんだけど

 

行ってきた。

 

理由は

玉様演出の、新作歌舞伎 幽玄 を

観た。という人が投稿していたInstagramで、

結構。。。というか、私が観たものでは、全部批判されていたのだ。

 

私は腹の底では

チッ。こいつら、玉様にエンターテイメントを求めてんじゃないの?

エンターテイメントは、成田屋、中村屋、澤瀉屋だろ。

玉様は芸術家なんだよ。

貴様らに、玉様の精神性がわかるわけないだろ。

 

(エンターテイメント歌舞伎も、最高に楽しいよ!)

 

 

まぁ。。芸術は賛否両論わかれて当然よね。笑

 

 

それにしても、本当に批判しかされていない。

 

でも、玉様が作り出す世界観は、神仏に近い感じだから

まぁ、大衆には想像力がついていけないよね。って感じでした。

 

勘三郎さんが、陽の表現者だとすると

玉三郎さんは、陰の表現者。

 

やっぱり、歌舞伎の直系ではないし

養子に入ったお家も、主役をやるようなお家ではないし

小児麻痺を抱えて、左右の足の長さは違うし

 

それでも今は、人間国宝になられ、歌舞伎の代名詞どころか

世界的アーティーストになられた玉三郎さんの

人生の背景を想像すると、

孤高の美しさの理由が 勘のいい人だったらわかると思う。

 

陽極めれば陰になり 陰極めれば陽になる。

は、

まさに玉三郎さんのための言葉だ。

 

今ではさ、吉右衛門さんを差し置いて

チラシなんかも全部センターで

駅のポスターも全部玉三郎さんだもんね。


禁酒中だからさ、三番叟と俊寛は、ノンアルコールで鑑賞だよ(^o^)。

私は玉様の時は、飲み食いしないけど。

 

ちょっと脱線して

俊寛の話。

 

私、10年位前に

俊寛観ているんですよ。

 

どなたが演じられたかは、忘れたんだけど

24歳くらいの私には、俊寛はツマラナすぎて

爆睡。

しかも桟敷席でだよ。。。本当サイテーだな(T_T)

 

実際 ゲランのときに

歌舞伎好きのマダムの『俊寛は暗いから好きじゃない』という一言が

まだ何も知らない私の中に、強く残ってしまって

そういう先入観で観た記憶がある。

 

でもさ、今観たら

本当に素晴らしかった。

 

なんか、人間の本質をえぐり出す

近松門左衛門らしいな!って感じ。

 

そして中村吉右衛門さん。

 

演じてないんだよね。

身も心も、俊寛になっている。

 

私は演じる役者が嫌いだから

本当に、感動した。

 

結構 キツめのアイライナー引いていたんだけど

涙で全部、取れたよ。。。

 

もう、中村吉右衛門さんの俊寛は、これが最後だろね。

 

本当に素晴らしかった。

 

歴代の俊寛を全部観てきた。という品のあるおばあちゃまが

隣に座られていたんだけど

今回のが一番良かった。

って、本当に興奮されて

『なんか、元気になった!』って、仰っていたよ。

 

 

 

で 幽玄に話を戻すと。

 

歌舞伎座につくと

幽玄 は本当に素晴らしいらしいわよ。

 

と、あちこちから声が聴こえてくる。

 

私の両サイドは、前記したように、歌舞伎歴70年以上の

品のあるおばあちゃま達で

 

私が赤い髪して(本当に今は赤!)、着物みたいなドレス着てたから

綺麗なお召し物ね~と、

話しかけてきてくださって

そこから色々な歌舞伎の歴史を教えていただけて、嬉しかった。

 

そのおばあちゃま達も

幽玄は 素晴らしいらしいわよ、私の友達が

幽玄を観て、またお仕事頑張ろう!と思った。って

言ってたわ。

 

と、仰っていた。

 

 

私の耳に入ってくるのは

批判と称賛だけ。

 

それでも、

決めるのは私だ。

 

ネットで拾った情報や

他人の書評、他人の意見を、

さも自分が経験したかのように、自分の感想にするような

そんな貧しい人間に 私はなりたくない。

全て自分の目で、確かめる。

そして自分のフィラメントから、湧き上がってきたものが、

私の感想だ。


結果はもう

ブラボーだった。

 

本当に素晴らしかった。

観に来てよかった。

 

もう一回 行こうと思う。

 

幕が閉まってからも

拍手もしばらく鳴り止まなかったし

 

私も久しぶりに、鑑賞中に

うわぁぁぁ・・・・と、歓喜の声が自然と出た。

手を組んで、観てたよ。笑

こんな感じで。↓


 

 

 

 

 

 

 

こちらの方が、本当に詳しくレポートしてくださっているので

ご興味ある方は、どうぞ。

坂東玉三郎 幽玄レポ@九月大歌舞伎夜の部>>

 

 

まじであれを、批判する人。。美的センスなさすぎ。

 

人の価値観は十人十色。

特に芸術は、賛否両論あって当たり前だ。笑

 

 

批判があれば

必ず称賛がある。

 

称賛があれば

必ず批判がある。

 

 

光が強ければ、陰も強く

陰が強ければ、光も強い。

 

陰極めれば陽になり

陽極めれば陰になる。

 

 

一番虚しいのが

批判も称賛も ないこと。

 

今は情報が

有りふれている。

 

その情報を

さも自分の意見にしてしまう人もいるけど

 

自分の中から湧き出たものを

表現しない人間は、時間もお金も使わなくて良いし

失敗もしなくていいけど

やっぱり最後は 貧しくなるものだ。

 

女は批判されてなんぼよ。>>

 

 

フィラメントは静寂の中にしかない。

 

 

アンテナは立てておくけど、情報は断つ。

 

 

自分の内側から、湧き上がってきたものが

自分の命だ

 

 

肩甲骨に宿る深層心理~その価値観は、本当にあなたの価値観なのか?>>